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設計第一部
ユーザビリティを高める設計
トーヨーコーケンのバランサの特徴として、容易なハンドリング、
ボタンの使いやすさなど、ユーザビリティを考慮した高い操作性があります。
設計では、3D CADを導入しており、部品配置などを詳細に検討。
実際の作業における使い勝手、メンテナンスのしやすさ、強度など、
多方面からの要素を分析、解析し、設計に反映しています。
用途に合わせたカスタマイズ性
バランサの用途は広く、お客様が扱う重量物は、素材も形状も様々です。
技術者としては、アタッチメントの設計には毎回苦心します。
設計次第で、バランサの使い勝手が大きく変わってくるため、どのような形が
作業者にとってベストか、様々な状況を想定して設計しています。
トーヨーコーケンのバランサは、お客様の多様な要望に対応する、
カスタマイズしやすい構造をもっています。また当社にはロボット事業で
培われた技術があり、1ボタンによる連動制御や、ボタンレス化、
位置決め制御など、作業内容に合わせ最適な動作を実現しています。
その技術は介護事業など新たな分野での活用も期待されております。
設計は「思いやりの心」
試行錯誤の連続の中で、日々のモチベーションとなるのが、
作業者の方からの「仕事が楽になりました」という声。
製品を通していただくお客様の声は励みであり、勉強にもなります。
私は、設計で最も大切なことは、作業者の負担を少しでも軽くしたい
という「思いやりの心」だと思っています。
これからも、使用される作業者の方のことを思いながら仕事をして
いきたいです。
そして、私たちが培った経験を若い技術者に伝え、切磋琢磨して
社全体の技術力を上げていきたいです。すべてのお客様から「バランサなら、
トーヨーコーケンが一番」と言っていただけるよう頑張っていきたいと思います。